◎AIツールのリンク集
なのでちょっと時間がかかりそうな作業があると、その作業を肩代わりしてくれるツールがないかをまず探すようになった。その場合に、このSupertoolsのようなリンク集のサイトがあると非常に便利だ。
逆に言えば、こうした世界の最先端のツールの機能を研究し、それにセキュリティ強化施策を搭載することで、新しい商品を開発できそうだ。(ソース Supertools 英文)
◎MetaのReelsが急成長
利用者数や広告収入でライバルのTikTokに迫る勢いなのだとか。AIのおすすめ機能が奏功しているもよう。Reelsってショート動画を簡単に作成するプラットフォームで、作成した動画はFacebookやインスタグラムで視聴することができる。
2020年にローンチしたときには、TikTokの真似だとバカにされていた。やはりMetaのAI技術がすごいということなんだろうな。
去年までMetaはメタバースに集中していたたけど、メタバースのブームも終わり、今年はAIに全力集中しているもよう。
インスタグラムは今後もますます伸びそう。一般企業にとって広告媒体として無視できない存在になってきている。今後インスタグラムにはAIチャットボットやAIエージェントが導入されてくるだろうから、Meta対策が重要になってくるんじゃないかなって思う。(ソース ロイター通信)
◎DeepMindが言葉を理解するロボット
◎大手AI企業がAI生成画像に透かし
◎WorldCoinにプライバシー関連で欧州当局が懸念
◎「AIが人間の仕事を奪うことはいいこと」という価値観変化
最後はニュースダイジェストというか、個人的に考えていること。
この半年で何千というAIツールが出てきているけど、全部をレビューすることは当然無理。じゃあどういう視点で、これらのツールを見ているかというと、業務プロセスをディスラプトするかどうか。もっと極端に言うと人の仕事を奪うのかどうか、ということを見ている。
AIが人の仕事を奪うということはネガティブなトーンで語られるけど、産業革命のときに機械がブルーカーラーの仕事を奪ったことは、長期的には社会にとってポジティブな話だっと。同じように、AIがホワイトカラーの仕事を奪うのって長期的にはポジティブな話だと思う。なので誤解を恐れずに言うと、人の仕事を奪うようなAIツールが出てきてほしいと思うし、そういうツールじゃないと社会は前に進まないと思う。
仕事を奪われた人間はどう生きればいいのか。将来的にはベーシックインカムの時代になるんだろうけど、それまでの過渡期を生きるためには投資しかないと思う。それも公開株の投資じゃなくて、スタートアップに勤めるか支援することで未上場株を持つということが過渡期の重要な処世術になると思う。若い人たちに勧めたいのは、いい大学からいい会社に入るというキャリアプランじゃなくて、若いうちにスタートアップに関係して資産を形成して、なんとかやっていけるだけの資産ができたあとは、金にならない楽しい仕事をするというキャリアプランだ。
よく考えれば僕自身、もう既に自分の時間の1/3くらいは金にならない楽しい仕事をしている。コロナでしばらく中断してたけど「日本一身体が固いインストラクターによるごきげんヨガ」「石垣島でのヨガと瞑想のリトリート」「スタートアップの経営顧問(無給)」「奥田浩美学会(新しい人類の形を探求する勉強会)」「シリコンバレーツアー」「アフリカツアー」など、生活の糧になるレベルの収入には到底なり得ない「仕事」にかなりの時間を費やしている。でも楽しい。お金になる仕事がなくなっても、人間には楽しい仕事がいっぱい残るんだと思う。
なのでAIが人間の仕事を奪うのって悪いことではなく、人類の次のフェーズに背中を押してくれるポジティブな出来事なのかもしれない。背中を押されないと、人はなかなか自分から変われないから。