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iPhoneの次を狙え!Appleが高機能スマートグラスの特許を申請

  • 2019.7.24

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Appleが米特許庁に申請したスマートグラスの特許案件がこのほど公開された。申請書によると、仮想の物体を表示するためのディスプレイは当然ながら、ユーザーの感情を認識するための眉毛や顎の動作認識センサーなども搭載されるという。米誌Variatyが報じた。

Appleのスマートグラスは、いわゆるMR(ミックスリアリティ)と呼ばれる種類の映像を映し出すデバイス。仮想空間に仮想の物体を映し出すVR(バーチャルリアリティ)メガネや、現実空間に文字や写真、イラストなどを映し出すAR(拡張現実)メガネの進化版で、メガネを通じて見える目の前の現実の風景に、VRのようなリッチな仮想映像を映し出すことのできるメガネだ。

今年4月に米誌CNETが報じたところによると、Appleのスマートグラスは8Kのディスプレイを搭載、VRARのどちらとも表示が可能で、2020年発売を予定しているという。

このほか申請書によると、環境をセンシングするためのセンサー(ビデオ、深度、光学など)と、ユーザーをセンシングするためのセンサー(表情、アイトラッキング、口や顎の動き、ハンドジェスチャー)などが搭載されるという。

周りの状況と、ユーザーの反応の両方の情報を基に、ディスプレイに表示させるものを決める仕組みのようだ。

例えば昼間と夜では、表示させる仮想の物体の明るさが自動的に調節されるもよう。またユーザーの表情をセンシングすることで、仮想空間の中のユーザーのアバターの表情が自動的に変化することになるという。仮想空間内での、アバター同士のコミュニケーションも視野に入れたデバイスになりそうだ。。

先行するGoogleグラスなどのスマートグラスに比べると、かなりの高性能デバイスになることが予想される。売れ行きが減速したiPhoneに取って代わる、次期ヒット商品を目指していることがうかがえる。

もちろんここまで使い勝手をよくしないと売れないんだろうけど、いったいいくらぐらいの価格帯になるんだろう。

ただAppleは特許を申請しながらも商品化していないデバイスが過去に多数存在しており、今回特許を申請したからといってスマートグラスが近い将来に発売になるのかどうかは分からない。

 

 

 

 

 

 

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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