
GIGAZINEの「自動運転の普及は街の交通網をマヒさせてしまう危険性がある」という指摘という記事から。
自動走行車の時代になれば、AIによる交通の最適化が可能になるので、交通渋滞が軽減される、という意見がこれまで主流だった。
でも反対に、交通渋滞が悪化するという予測も出てきた。有料駐車場に駐車した場合の駐車料金よりも、周辺を走り回って消費するガソリン代の方が安いので、周辺を走り続ける自動走行車のおかげで交通渋滞になる、という予測だ。
確かに。
でも自動走行車のタクシーが便利になればマイカーが減り、自動車の台数自体が減る可能性もある。台数が減れば駐車場に対するニーズが減るので駐車料金が安くなることだってあるはず。
一方で自動走行タクシーが安くて便利になればタクシー利用者が増え、自動走行タクシーの台数も増える可能性もある。
結局、交通渋滞は軽減されるのだろうか、悪化するのだろうか。
予測って本当に難しい。

湯川鶴章
AI新聞編集長
AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。