THEBRIDGE.JPの瞑想分野のユニコーンスタートアップCalm、10億ドルのバリュエーションで8,800万米ドルを調達という記事を読んで。
ご存知のように、僕は瞑想が次の大きな産業になると予測している数少ない日本人ITジャーナリストの一人。でもそんな僕でも、このニュースにはびっくりした。瞑想アプリのCalmの時価総額が10億ドル!?いわゆるユニコーンと呼ばれるスタートアップに入ったわけだ。
日本人にはピンとこないだろうけど、シリコンバレーで瞑想やメンタルヘルスに関するベンチャー企業に期待が集まっているのは、実際にシリコンバレーに取材に行って気づいていた。でもユニコーンを生むほどだとは思っていなかった。
Calmは僕も一時使っていたアプリだけど、なんということはない瞑想アプリだった。でもこの記事によると不安やうつ、不眠症を解消するための合計100時間以上の音声プログラムが用意されていて、月五ドルのサブスクリプション事業が好調なのだそうだ。
それにこの記事によると、モチベーションを上げるメッセージアプリや、ストレス対策の瞑想、呼吸法のアプリなどが、資金調達に成功しているもよう。
Transformative Technologyってまだまだ先の技術だと思っていたけど、意外と早く大きな産業になるのかもしれないなって思った。