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歴史が動く兆し?Rippleのブロックチェーンを採用する銀行続々

  • 2018.10.29

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ブロックチェーンが世界を変える技術になることは間違いないと思う。問題はいつ、どの仮想通貨が世界を変えるインフラとなるのかということだ。

20年後にそうなる、という予測では意味がない。20年後の世界なんて、だれにもまったく想像できないからだ。まったく想像できない世界に、ブロックチェーンが存在してようと、していまいと、どうでもいい。

なので大事なのは、「5年後にブロックチェーンが世界を変えている」という予測ができるのかどうか。

僕の態度は今のところ、保留。

ブロックチェーンって発展途上の技術。世界経済のインフラになるには、解決しないといけない技術的課題がいくつかある。「そんなのすぐに解決できるよ」と言う人もいるけど、僕にはよく分からない。1つ1つの技術の説明を受けてもよく分からないし、技術が優れているから普及するというわけでもない。競合技術よりも優れているのに普及しなかったという技術は、これまでのデジタルの歴史を見ても山のように存在する。

なので実際に企業が堰を切ったように利用し始める兆しが出たときに、「歴史が動いた」と宣言したいと思っている。

Global Coin ReportのIs Ripple finally going to make waves globally?という記事によると、大手銀行などによるRippleのブロックチェーンの採用がここにきて加速し始めたらしい。既に100社ほどがRiipleの技術を導入済みだし、Ripple陣営に新しく参入する銀行が毎週のように発表されているらしい。また1400行の銀行との取引のあるCatalyst社をRippleが買収するという噂もある。これが実現すれば、Ripple採用企業数が一気に跳ね上がることになる。

果たしてこれが「歴史が動く」兆しなのかどうか。

もう少し様子を見たい。

 

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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