
コンサルティング大手プライスウォーターハウスクーパース(pwc=PricewaterhouseCoopers )は、AIが世界経済に与える影響を「Sizing the prize. What’s the real value of AI for your business and how can you capitalise」という報告書にまとめた。それによると、2030年にはAIが世界経済に与える影響は15.7兆ドルになるという。国・地域別では、中国経済が最もAIの恩恵を受けることが予想されており、AIの中国GDPへのインパクトは26.1%。次いで北米は14.5%。日本を含むアジア先進国でのAIによるGDPへのインパクトは、10.4%になるという。
産業別では次のような領域でAIが活躍することになるとしている。
・製造業
工場内でのAIによるモニタリングと、自動最適化
・通信、娯楽
メディアコンテンツの保存、検索、レコメンデーション
・小売業
デザイン、生産のパーソナライゼーション
・金融
ファイナンシャル・プランニングのパーソナライゼーション
・自動車
自動走行車のライドシェア
・ヘルスケア
データに基づく診断支援
・運輸、流通
交通制御と渋滞緩和

湯川鶴章
AI新聞編集長
AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。