Googleが米軍のドローンのAI開発に協力しているらしい。同社内でその詳細が共有され、同社内で論争が起こっているのだとか。
Googleって「Do no evil(悪いことはしない)」ということを長年社是に掲げていた企業。最近は「Do the right thing」に社是を変更したらしいけど。
どちらにせよAIの軍事利用が問題視される中で、Googleが米軍に協力していいのか、というのが一部社員たちの問題意識なんだろうな。
まあ戦争することや、軍備を増強することが、いいことなのかどうか。理想と現実にどう折り合いをつけるのかが、むずかしいんだろうなあ。
AIの進化はこうした問題も、われわれ人類に押し付けてくる。価値観、倫理観を考え直さないといけない時代にきているのかもしれない。