米Sonde Health社は、スマートフォンなど人々が日常使っているデバイスを使ってユーザーの音声データを取得、解析し、その人の精神的、身体的不調をいち早く認識する技術を開発したらしい。
研究によると、不調になった人々は、発話する際に単語の語尾が長くなったり、鼻から抜けるような音を出したりするらしい。また人間の耳では認識できないような、ちょっとした声の震えや、トーンの変化からも、その人の精神状態などが分かるのだとか。
同社に関する情報はまだほとんどないが、米Amazonのジェフ・ペゾス氏が開催したプライベートカンファレンスにSonde社のCEOが登壇したもようで、AmazonがBerkshire Hathaway、JPMorgan Chaseと共同で立ち上げようとしてるヘルスケアプロジェクトにSonde社の技術が使われる可能性は十分にありそうだ。