日本人、中国人、韓国人を見分けるのは、AIのほうが上手

AI新聞

米ローチェスター大学の研究チームは、日本人、中国人、韓国人の顔を見分ける人工知能を開発した。

Yu Wang氏らが昨年秋に発表した論文によると、同チームが開発したニューラルネットワークは、日本人、中国人、韓国人の顔写真を75.03%の精度で分類したという。人間が分類したところ正答率は38.89%だった。

論文によると、前髪や、笑顔、眉毛の太さなどに、国ごとの特徴があることが分かったという。

この技術が、旅行業、EC、ソーシャルメディアマーケティング、犯罪防止、テロ対策に利用できる可能性があるとしている。

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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