リクルートが飲食店のAI経営コンサルタント

AI新聞

無料のPOSレジアプリ「Airレジ」を利用している飲食店などの店舗に対し、店舗経営の改善アイデアを提供する「Airメイト」を2018年春から提供を始めると発表した。大手飲食店チェーンでなくても、AIによるデータ解析が利用できるようになる。価格は未定。

主なとしては、以下のようなものがあるという。

① 「全店舗サマリ」店舗ごとの経営状況一覧

② 「店舗サマリ」店舗ごとの経営状況の詳細分析

③ 「メニュー分析」メニューの最適価格提案、新メニュー導入や価格変更前後の結果振り返り

④ 「店長向け機能(スマホのみ)」店舗の経営改善提案

AIってうちのようなお店でも必要になるんでしょうか」。飲食店のオーナーから質問されたことがある。そのときは「いや、データを大量に持っている大手チェーン店じゃないと関係ないっすよ」と答えておいた。

1つの店舗ではAIを活用することなんて無理だけど、何万件という飲食店のデータで学習した予測モデルを作れば、1つの店舗のデータをその予測モデルに入力すれば、いろいろな予測や提案が可能になる。すごいな、リクルート。

 

 

 

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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