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AmazonGoが一般向けに営業開始 本当はどんなAIを使ってるんだろう?

  • 2018.1.22

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Amazonのレジなしのスーパーマーケット「AmazonGo」が一般向けに営業を開始した。Amazonの社員向けに実証実験が始まったのが201612月5日。20174月には一般向けに営業開始を予定していたが、技術的な問題を理由に先送りされていた。

AmazonGoがどのような技術を使って、レジを不要にしているのか。実は明確に書かれた記事を読んだことがない。

当初は「最新のAIを利用している」という説明があったので、監視カメラを多数設置し画像認識技術でだれが何を買ったのかを判断しているのかなって思っていた。昨年4月に一般向け営業開始が延期になったときには、延期の理由を「万引き犯の動画データが十分にないため」と説明していた報道もあった。つまりAIによる画像認識が中心技術であるとみていたメディアが多かったのだと思う。

しかしその後、それぞれの商品にICタグがついたシールが貼られているという報道があった。ICタグを使うのなら画像認識のAIは不要。全然最先端ではない。やはり画像認識だけでは無人店舗は実現がまだ難しいのかなって思った。

でも今回の記事では、主に使われている技術は、画像認識と棚の重量センサーだとしている。また一般営業が延期になった理由としては、「同じような体格の客を識別するのが困難だったり、子供が商品を異なる棚に戻したりするなど予測不可能な展開があったから」としている。「最先端技術を搭載したスーパー」とも形容している。顔認識はプライバシーの観点から、していないらしい。

本当に画像認識と重量センサーだけなのだろうか。多分ライバル社を意識して、Amazonは技術的な詳細を明らかにしていないんだろうが、本当のところを知りたいものだ。

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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