ルービックキューブを持ち歩くエンジニア 山崎寛さん

AI新聞

山崎寛さんを一言で表現すると、「いかにも」なエンジニアだ。

新しい技術が好き。洋服などにはほとんどお金をかけないのに、新しいテクノロジーには躊躇なく大金を使う。最近では、30万円以上するマイクロソフトのMRメガネ「ホロレンズ」を購入した。

休みの日には、ホロレンズ向けのアプリを開発したり、自作AIスピーカーに機能を追加したりしているという。

大学では、振動工学を専攻。卒業後は自動車メーカーに就職した。機械学習を実践したくて、エクサウィザーズに転職した。

趣味は、ルービックキューブ。常にカバンに入れて持ち歩いているという。オフィスでは「音を立てては申し訳ないので」遊ぶことはないが、できれば気分転換にガチャガチャ遊びたいそうだ。

最近開発したのは、ホロレンズ向けのルービックキューブ。ホロレンズをかけると、目の前に仮想のルービックキューブが現れて、それを指の操作で回転させて色を揃えることが可能だとという。「実際のルービックキューブを手で回したほうが早いし、楽しいんですけどね」。微かな、本当に微かな笑みを浮かべて、話にオチをつけてくれた。

 

 

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

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