「テクノロジーの可能性にびっくり」佐藤奈緒さん(広報)

AI新聞

「もう圧倒されてます!今までテクノロジーとは関係のない業界にいたので、テクノロジーってここまで大きなスケールで世の中を変えることができるんだって驚いています」。入社5ヶ月。広報担当の佐藤奈緒さんは、息を弾ませながら、そう語る。

大学では社会学を専攻。単なるお金儲けより、社会に役立つ事業に興味があった。夢は「若者がワクワクしながら自分の未来を描き、自ら叶えられる社会を創る事」。

とにかく早く成長したかったので、卒業後は環境ベンチャーに就職。その仕事を通じて台湾に住み、アジアのダイナミックさに触れた。「こんなに活気のある世界が日本の外にあるんだ」。そう思って、アジア7カ国を旅行。その中でもカンボジアはまだ発展途上。「ここなら20代半ばの自分でもできることがあるかも」と思ってカンボジアに移住した。カンボジアでは友人と、人材紹介の事業を始めた。

カンボジアで2年9ヶ月。一定の成果を出したところで、帰国。急成長する事業の創り方を知りたくて、エクサウィザーズに就職した。

エクサに入ってからは驚きの連続だと言う。「自分もカンボジアで事業をやっていたんですが、同じ事業でもケタ違いというか、エクサの経営陣の発想力や人を巻き込む力に日々圧倒されています。めちゃくちゃ刺激的です。事業ってこうやって作っていくんだって、とても勉強になります」と言う。

「技術があるので、それを使って何をするのかを考えるというやり方もあると思います。でも、エクサでは反対。まず社会課題が先にあり、それを技術で解決していくというスタンス。本当にいろいろな課題が、テクノロジーで一気に解決できるんだなって驚いています」。

カンボジアからは帰国したが、「また事業を創りたい、世の中を良くしたい」という思いは健在だ。

「世の中に貢献したいって思う優秀な若い人に、ぜひテクノロジーに触れてもらいたいと強く思います。テクノロジーを使えば彼らの志が、何十倍、何百倍の規模とスピードで形になっていくと思います」。

湯川鶴章

AI新聞編集長

AI新聞編集長。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国。時事通信編集委員を経て2010年独立。2017年12月から現職。主な著書に『人工知能、ロボット、人の心。』(2015年)、『次世代マーケティングプラットフォーム』(2007年)、『ネットは新聞を殺すのか』(2003年)などがある。趣味はヨガと瞑想。妻が美人なのが自慢。

  • Home
  • AI新聞
  • 「テクノロジーの可能性にびっくり」佐藤奈緒さん(広報)

この機能は有料会員限定です。
ご契約見直しについては事務局にお問い合わせください。

関連記事

記事一覧を見る